- このドキュメントについて
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Vine Linux開発者ガイド
- Vine Linux開発への参加形態
- Vine Linuxの開発に参加するには
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パッケージ作成のための基礎知識
- 更新パッケージの提供期間
- VineSeedについて
- 収録可能なパッケージのライセンスについて
- パッケージが属するカテゴリについて
- リリース済みVine Linuxのメンテナンスポリシー
- SPECファイルのバージョン管理について
- パッケージ作成環境の構築
- パッケージ作成から公開までの流れ
- Now Printing!
- gpgコマンドの使用方法
- GnuPGのGNOMEフロントエンドSeahorseの使い方
- Pidgin インターネット・メッセンジャーでVine Linux 定例IRC会議に参加する
- VineSeed環境の構築要領
- 開発を継続できなくなった時には
SPECファイルのバージョン管理について
現在はVineSeed向けパッケージのみですが、Subversionを利用してSPECファイルのバージョン管理を行っています。
管理されているSPECファイルは、http://trac.vinelinux.org/browser/projects/specsで確認することができます。(このURIは、閲覧専用です。)
標準的なSubversionリポジトリに従って、branches,tags,trunkの3つのディレクトリを作成していますが、branches,tagsの運用方法についてはまだ正式に決定されておらず、現在はtrunkのみを利用しています。trunkディレクトリの中は、まず、パッケージの頭文字一文字(大文字と小文字は区別する)で分類しています。それぞれのディレクトリの中に更にパッケージ名でディレクトリが作成され、各パッケージのSPECファイルが格納されています。
- 3.6.1. 既存のVineSeed向けパッケージをメンテナンスする場合
- 3.6.2. 新たにVineSeed向けパッケージを作成した場合
3.6.1. 既存のVineSeed向けパッケージをメンテナンスする場合
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SPECファイルのチェックアウト
$ svn co http://trac.vinelinux.org/repos/projects/specs/trunk/頭文字/パッケージ名
SPECファイルの修正
パッケージのビルド
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修正のコミット
$ svn ci
ここでconflictが発生した場合は、他のメンテナと調整をしてください。
3.6.2. 新たにVineSeed向けパッケージを作成した場合
SPECファイルの作成
パッケージのビルド
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作成したパッケージのSPECファイルのみが入ったディレクトリをローカルコンピュータに作成
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subversionリポジトリ上にそのパッケージ用のディレクトリを作成
$ svn mkdir --parents http://trac.vinelinux.org/repos/projects/specs/trunk/頭文字/パッケージ名
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セクション 3.6 - SPECファイルのバージョン管理についてで作成したディレクトリに移動し、svnリポジトリにインポート
$ svn import http://trac.vinelinux.org/repos/projects/specs/trunk/頭文字/パッケージ名