リリース済みVine Linuxのメンテナンスポリシー

セキュリティホールやバグの修正、機能強化のためにリリース済みVine Linux用のパッケージを更新する必要がある場合、パッケージの種類によって以下のポリシーに従うものとします。

3.5.1. main

3.5.1.1. core

  • 原則としてパッチによる対応とし、バージョンアップはしない。
  • 著しくパッチの管理が困難、またはupstreamのメンテナンスに問題がある場合、API/ABI 完全互換である場合に限ってマイナーバージョンアップ可能。ただし、承認プロセスをへる必要がある。

3.5.1.2. lib 系

  • 原則としてパッチによる対応とし、バージョンアップはしない。
  • ABI/API 完全互換である場合は、bugfix/enhancement も可能。ただし、承認プロセスをへる必要がある。

3.5.1.3. server 系

  • 原則としては、API, ABI 設定ファイルなどを含め完全な互換がない限りは バージョンアップはしない。
  • 変更点を把握した上でユーザに迷惑がかからないことが確認できた場合は、BUGFIX/ENHANCEMENT としてバージョンアップも可能。ただし、承認プロセスをへる必要がある。

3.5.1.4. user application 系

ユーザのデータや使用状態に問題がおこらない範囲であれば、バグの修正や機能強化のためのバージョンアップを行えます。

3.5.2. plus

  • API/ABI 互換である場合には バージョンアップ可能
  • 上記以外の場合は、
    • 依存されていないか、依存されているものが全て自分がメンテナである場合は バージョンアップ 可能。
    • 依存されているものを全て対応できるが、自分がメンテナじゃないものが含まれている場合は要相談。(メンテナ以外が update したい場合の方法参照)

3.5.3. extras

依存関係を壊さない限りバージョンアップ可能です。継続してメンテナンスできる場合は、plusへの移動を開発用メーリングリストで依頼してください。

3.5.4. nonfree

plus に従う。self-build 系は、原則として、so name の変更があるバージョンアップはしない。