- このドキュメントについて
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Vine Linux開発者ガイド
- Vine Linux開発への参加形態
- Vine Linuxの開発に参加するには
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パッケージ作成のための基礎知識
- 更新パッケージの提供期間
- VineSeedについて
- 収録可能なパッケージのライセンスについて
- パッケージが属するカテゴリについて
- リリース済みVine Linuxのメンテナンスポリシー
- SPECファイルのバージョン管理について
- パッケージ作成環境の構築
- パッケージ作成から公開までの流れ
- Now Printing!
- gpgコマンドの使用方法
- GnuPGのGNOMEフロントエンドSeahorseの使い方
- Pidgin インターネット・メッセンジャーでVine Linux 定例IRC会議に参加する
- VineSeed環境の構築要領
- 開発を継続できなくなった時には
収録可能なパッケージのライセンスについて
Vine Linuxに収録可能なパッケージは、ライセンス的に明らかに再配布可能なものでなければなりません。例えば、Open Source Initiativeがオープンソースと認めているライセンスであれば、収録可能です。
再配布に許可が必要なパッケージは、必ず著作権者に許可を取ってください。また、商業的な配布を禁止しているものは基本的に収録できないと考えて下さい。 問題があるパッケージを発見した場合は、事前連絡なく削除します。
また、Vine LinuxではVine Linux 5以降、ライセンス以外での制約があるソフトウェア (例えば特許) については、ソースコードの再配布およびバイナリの配布を実施していません。そのようなソフトウェアのためにself-buildパッケージを導入しています。
もし、判断に迷うライセンスがあれば、開発者用メーリングリスト等でご相談ください。
self-buildパッケージとは?
ライセンス以外での制約があるソフトウェアのソースコードを配布元からダウンロードし、コンパイルした上、インストールするという一連の手順を実行します。
通常のパッケージと同様にapt-getコマンドやSynapticパッケージマネージャを使ってインストールを行うことが可能です。ただし、コンパイルが必要な分、通常のパッケージに比べてインストール完了までに時間がかかります。