用語の解説
- RPM Package Manager (RPM)
アプリケーションの安全なインストール、更新、削除などを目的とした強力なパッケージ管理システムです。
- バイナリパッケージ
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展開すれば、そのまま実行可能な状態でアプリケーションに必要な全てのファイルがアーカイブされています。
バイナリパッケージのファイル名は、name-version-release.arch.rpmという形式です。
- ソースパッケージ (SRPM)
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バイナリパッケージの作成に必要なソースやパッチ、SPECファイルがアーカイブされています。
ソースパッケージのファイル名は、name-version-release.src.rpmという形式です。
rpm -ivh hoge.src.rpm で第I.2章 - パッケージ作成に必要なディレクトリの準備で解説するディレクトリに展開されます。
- SPECファイル (SPEC)
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ソースからパッケージを作成するための手順やパッケージの情報を記述するファイル。
SPECファイルのファイル名は、name.specという形式です。
この文書では主にSPECファイルの書き方を説明します。
- パッチファイル (パッチ)
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オリジナルのソースに修正を加えるため、差分情報を記述したファイル。
ファイル名は、name.patchという形式です。