使い方

vine-default は、 /usr/share/emacs-23.3/site-lisp 以下に格納されています。

  • vine-default-base.el:Emacs の基本的な設定
  • vine-default-faces.el:Emacs のフォントやカラーの設定
  • package/vine-default-package.el:package の設定

Emacs を起動すると、 デフォルトで vine-default の boolean が t になっているので、 vine-default を読み込みます。

3.1.1. vine-default をすべて無効にする

もし vine-default をすべて無効にしたい場合は、 ~/.emacs.d/emacs23-vine-default.el図 2-2) に

(setq vine-default nil)
を設定します。 この場合は、メニューバーと言語ロケール以外は何も設定されていません。

3.1.2. 一部の vine-default を無効にする

vine-default のうち、いくつかの設定を無効にすることができます。 各 vine-default は、vine-default-name の boolean が定義されていて、 デフォルトでは t になっています。

例えば、 vine-default-base, vine-default-faces, vine-default-yatex, vine-default-mew を無効にしたい場合は、 ~/.emacs.d/emacs23-vine-default.el図 2-2) に

(setq vine-default-base nil
      vine-default-faces nil
      vine-default-yatex nil
      vine-default-mew nil
    )
       
を設定します。

3.1.3. 一部の vine-default だけを有効にする

いくつかの Emacs Lisp パッケージのみを有効にしたいときは、 一旦すべての vine-default を無効にした上で、 いくつかの vine-default を有効にしてください。

例えば、 vine-default.yatex, vine-default-tamago のみを有効にしたい場合は、 まず、 ~/.emacs.d/emacs23-vine-default.el図 2-2) に

(setq vine-default nil)
を設定します。つぎに、 ~/.emacs.d/init.el図 2-3) の然るべきところに
(require 'vine-default-yatex)
(require 'vine-default-tamago)
を設定します。