開発者アカウントの発行
あなたの開発意欲などを確認できましたら、Project Vineから開発者アカウントの発行を打診します。この際、以下の情報をメールにて送っていただきます。
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アカウント名の候補
半角英数字の3〜16文字(先頭は半角英字)で3つ以上の候補を用意してください。
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GnuPG公開鍵
公開鍵サーバへ登録済みのものをアスキー形式でエキスポートしてください。
送付いただいたGnuPG公開鍵は、vine-keyringパッケージを通じてVine Linuxディストリビューションに組み込まれます。
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GnuPG公開鍵のFingerprint(電子指紋)
メールの署名に含めてください。WebページやBlogを公開している場合は、プロフィールなどに記載してください。
可能であれば、すでに鍵を登録されている他の開発者と会って、公開鍵に署名してもらってください。
アカウントの登録が終わりましたら、作成したアカウント名とパスワードを返送します。このアカウントでVine Linux 開発者向け TracとBTSの編集が可能になります。
発行されたパスワードをそのまま使い続けないでください。パスワードの変更は、Vine Linux 開発者向け Tracで行えます。
Vine Linux 開発者向け Tracにログイン後、ユーザ設定のAccountページでパスワードを変更してください。
Vine Linux 開発者向け Tracは、Vine Linuxの開発に関する情報を整理するために使用されています。
また、BTSは、Vine Linuxのバグや要望などを管理するためのシステムです。
不定期ですが、Vine Linuxの開発者が主催するオフラインミーティングを行っています。これは、他の開発者と会う絶好の機会です。開発者用メーリングリストでアナウンスしますので是非参加してみてください。
実は、GnuPG公開鍵があるだけでは「信頼」の担保はできません。それが本当に本人によって作成されたものであるか、証明する必要があります。GnuPG の認証局はどこにもありませんので、開発者同士が実際に会ってお互いの身分を確認し、お互いの公開鍵に署名しあう事で公開鍵の信頼性を高めます。
もし、他の開発者から公開鍵に署名してもらいたい場合は、運転免許証やパスポートなどの写真付き公的身分証明書と自分のGnuPGの鍵指紋を印刷またはメモしたものを持参してください。
GnuPGとは、The GNU Privacy Guardの略でIETFが発行したRFC4880で定義されているOpenPGP規格のGNUプロジェクトによる実装です。データの暗号化と復号、データへの署名などを行う事ができます。
GnuPGの作成方法などの詳細は、付録 A - gpgコマンドの使用方法や付録 B - GnuPGのGNOMEフロントエンドSeahorseの使い方を参照してください。