Vine Linuxの起動

電源を入れて起動すると、GRUBブートローダが起動します。

図 I.1-1GRUBブートローダ

インストール直後の標準の状態であれば、Vine Linux (Current kernel) と Vine Linux (Previous kernel) の二つの選択肢があります。

矢印キーの上、もしくは、Ctrl+p(Ctrlキーを押しながらp), Ctrl+nで選択し、Enterキーを押すことで、選択されたOSが起動します。

通常は Vine Linux (Current kernel) を起動してください。

Vine Linux (Previous kernel) の使用目的

kernelをアップグレードした後、Vine Linux (Current kernel) で問題が発生した場合などに Vine Linux (Previous kernel) を選択することでアップグレード前の kernel を利用して起動することができます。

GRUBブートローダのタイムアウト

GRUBブートローダが表示されてから何も操作を行わなかった場合、標準では5秒でタイムアウトとなり、当初から選択された状態のOSが自動で起動します。

一番下に、あと何秒で起動するかが表示されています。

Microsoft WindowsがインストールされているコンピュータにVine Linuxをインストールした場合

Microsoft WindowsがインストールされているコンピュータにVine Linuxをインストールした場合、Othersという選択肢が表示されます。

Othersを選択すれば、Microsoft Windowsを起動することができます。