デフォルトのカーネルオプションを変更するには

デフォルトのカーネルオプションを変更するには /boot/grub/menu.lst を編集します。起動しなくなるおそれがありますので、必要な部分以外は書き変えないでください。

GRUBではブートレコードを更新する必要がありません

Vine Linux 3.2まで標準のブートローダであったLILOでは、設定ファイルの変更の度に/sbin/liloを実行する必要がありましたが、GRUBではこの様な操作は必要ありません。

コンソールでのログインの場合は、スーパーユーザ(root)で jedviemacs などのエディタで直接 /boot/grub/menu.lst を編集してください。

例 B-2/boot/grub/menu.lstの編集
$ sudo cp -i /boot/grub/menu.lst /boot/grub/menu.lst.original	7
$ sudo jed /boot/grub/menu.lst	8

念のため、編集するファイルをバックアップしておきます。

エディタjedでファイルを開きます。

kernel と書かれている行の最後にカーネルオプションを書き加えます。

				title Vine Linux (Current kernel)
				root (hd0,1)
				kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda2 resume2=swap:/dev/hda3 vga=0x314 acpi=force
				initrd /boot/initrd.img