Vine Linux 3.0 リリース

発行日:2004,08,02

Vine Linux 3.0 (i386) をリリースしました。
ppc, alpha は近日中にリリースされる予定です
Vine Linux 2.6r4 からの変更点(抜粋)

  • 主要コンポーネントのバージョンアップ
    - kernel-2.4.26, glibc-2.3.3, gcc-3.3.2, X.Org X11 6.7.0,
    Gtk+-2.4.4, Gnome-2.4, Emacs-21.3, Mozilla-1.7.1, tetex-2.0.2,
    ghostscript-7.07, ruby-1.8.1, perl-5.8.2, apache-1.3.31,
    postfix-2.0.20 など
  • 標準印刷システムを CUPS へ変更
    - cups-1.1.21rc1, hpijs-1.6, foomatic-3.0.1, gnome-cups-manager
    - LPRng は plus へ移動
  • 一部アプリケーションをインストールCDから削除
    - 最小開発環境(build-essential)以外の開発用サブパッケージ
    - Postgresql, Samba, FreeWnn, WindowMaker, Webmin, kon, mkbootdisk, jvim
  • 一部パッケージの追加
    - vim6, ash, dvipdfmx, xpdf, gimageview, murasaki-usb-mount, gnome-system-tools, synaptic など
  • インストーラの修正
    - isolinux の採用
    - VIA C3 対応
    - Software Suspend パラメータの自動追加
    - 起動ディスク作成(mkbootdisk)の廃止
    - Software RAID へのインストールに対応
    - USBマウス/キーボードの対応
  • kernel の変更
    - 2.4.26
    - preemptible kernel patch の追加
    - Software Suspend 2.0.0.90 へ更新
    - v4l2 ドライバの追加(bttv9,saa7134等の追加)
    - i2c-2.7.0 へ更新
    - libata (シリアルATA) ドライバの追加
    - prism54 ドライバの追加
    - sk98lin, e1000, tg3 ドライバの更新
    - など
Vine Linux 3.0 の制限、注意点などは BETAサイトを参照してください。(別ページに Tips としてまとめる予定です)
その他、収録パッケージの一覧に関しては、 DistroWatch の Vine Linux ページ などを参考にしてください。
Vine Linux 3.0 向け Tips 集を公開しました。まだ一部の情報の み掲載しています。