Vine Linux Magazine
Vine Linux Magazine 2012.02
新年を迎えてからすでに久しいですが、 今年はじめの Vine Linux Magazine をお届けします。
ニュース
Vine Linux 6、マイナーアップデートに向けて鋭意作業中!
ただいま、Vine Linux 6 のマイナーアップデートに向けて、鋭意作業中です。
kernel が 2.6.35 から 3.0.x に更新されることが決まっていたりなど、これまでのマイナーアップデートの中でも比較的大きな更新になりそうです。
Vine Linux 2012 新年会、盛り上がりました!
今年の新年会は、建御雷さん(id: Takemikaduchi)の行きたいお店ということで、ドイツビール屋さんになりました。
今回、田中さんが初参加!Vine Linux Magazine プリンタで作る Vine Linux ステッカー を、お年玉としてみんなに配っておられました。早速、わたしはキーボードに貼りました。
ドイツビールとお料理を味わいながらも、Vine Linux 6.1 やら、次期 Vine Linux 7 の開発話など、話題が尽きませんでした。
Developers Summit 2012、無事終了しました!
今回のデブサミ 2012 には、展示ブースのみの参加でした。 Vine Linux 6 特別版の DVD インストーラメディアを i686, x86_64 版でそれぞれ 30 枚ずつ用意しましたが、全部配布できました。
中には、「懐かしさあまりにブースに来ました」という方から、 「Linux 初心者で Ubuntu や CentOS など、色々とあって分からない」、 「ずっと Vine Linux を使っています。」という方まで、 幅広い Linux ユーザのみなさまが、ブースにお越しくださいました。
これまで各種イベントの展示ブースにて、インストーラメディアを配布してきましたが、これまでは、たいてい 32 bit 版のメディアを持っていかれる方が多かったのです。ところが、今回は、x86_64 版を持っていく方が多かったのが印象に残っています。
みなさま、ありがとうございます。
オープンソースカンファレンス 2012 Tokyo/Spring に参加します!
今回も、東京開催のオープンソースカンファレンス「オープンソースカンファレンス 2012 Tokyo/Spring」へ参加します。 Project Vine メンバをはじめ、VineSeed 開発者、Vine Linux ユーザとの情報交換や交流できる機会ですので、ぜひともご参加ください。
セキュリティ・バグフィックスアップデート
apache2 は、ここ最近、ほぼ月例アップデートでセキュリティアップデートが出ていますので、更新を推奨します。
Vine Linux 6
今年に入ってからこれまでに Vine Linux 6 のエラッタが 11 件ありました。
Vine Linux 5
今年に入ってからこれまでに Vine Linux 5 のエラッタが 1 件ありました。
パッケージ紹介
更新パッケージ(VinePlus 6)
- chromium, self-build-chromium
- Google のオープンソースウェブブラウザです。Google Chrome の安定版である Google Chrome 17 がリリースされていますので、chromium パッケージも 17 にしました。また、self-build-chromium をインストールすると、chromium で WebM 対応が利用できるようになります。
- emacs24 emacs24 パッケージを emacs-24.0.93 へ更新しました。これは、次期 emacs 24.1 のプレテスト版です。emacs-24.1 がリリースされたら、VinePlus/6 の emacs24 も更新する予定です。
このほかにも様々なパッケージがアップデートされています。
おわりに
昨年から始まった Vine Linux Managize では、新しく追加・更新されたパッケージの一部紹介や開発状況の紹介など毎月紹介する定期的な記事と、不定期に発行される読み物や活用方法などの記事を発行しています。定期版は毎回持ち回りで行うため、筆者の興味によって内容は大きく異なる場合があります。
Vine Linux Magazine では、Vine Linux に関する様々な情報、小ネタ、Tips、ノウハウ(バッドノウハウ含む)、活用事例などを書いていただける方を募集しています。また、「XXの記事を書いて欲しい」などのご要望なども随時お待ちしておりますので、ML や Twitter のハッシュタグ #VineLinux、IRC、個別メールなどでお知らせください。