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第8章 CUPSによる印刷環境の設定方法と使用方法

8.1. はじめに

Vine Linux 3.0から、LPRngに代わってCUPS(the Common Unix Printing System)が標準の印刷システムとして採用されています。

CUPSには、LPRngと比べ以下の利点があります。

  • IPP(次世代のネットワーク印刷プロトコル)のサポート

  • ネットワークプリンタの自動検出

  • Webインターフェイス設定ツール

  • PPDプリンタ記述ファイルのサポート

  • フィルタのインタフェースがモジュール化されており、様々なファイル形式をサポートする単一のプリンタドライバをわずかな努力で開発可能

なお、このドキュメントはVine Linux 4.xをフルインストールした環境を基準に記述されています。カスタムインストールを選択された場合は、以下のパッケージがインストールされていることを前提としています。

  • cups-libs

  • cups

  • libgnomecups

  • gnome-cups-manager

  • eplaser-cups

  • foomatic

  • foomatic-ppd-gimp-print-ijs

  • foomatic-ppd

2.6からのアップグレードインストールの場合、標準の印刷システムはLPRngのままであることに御注意ください。