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Vine Linux $B$r;Y1g$9$k(B

11.2. ファイルシステム

dfコマンド

ディレクトリやファイルを管理するシステム全体をファイルシステムと言います。ディスクの使用状況を見るには、dfコマンドを使います。

$ df
ファイルシステム  1k-ブロック   使用中     空き  使用%  マウント場所
/dev/hda1            1492311    955030   460171   67%   /
/dev/hda5            1981000   1246384   632204   66%   /export
/dev/hda6             995115    163100   780609   17%   /home
          
マウント

/etc/fstab が変わっているので、マウントする方法も変わります。

Vine 4.1 からは GNOME で Auto Mount を利用できるようにするために、 /etc/fstab の /dev/cdrom 等の記述がなくなっているので、 従来のように mountコマンドを用いる方法では、一般ユーザーは利用できません。 また、従来のように /etc/fstab を用いて一般ユーザーでも mount できるようにする方法は説明しますが、 この方法を用いることは推奨しません

マウントするには、gnome-mount というパッケージに入っている gnome-mount , gnome-umount というコマンドを用います。

gnome-mount,gnome-umount は X Window System (GNOME) を起動していない状態でも使用できます。

マウントするにはそれぞれ次のようにします。

$ gnome-mount -t -d /dev/cdrom
gnome-mount 0.4
Resolved device file /dev/cdrom -> /dev/hdc
Mounted /dev/cdrom at "/media/cdrom"

$ gnome-mount -t -d /dev/floppy-fd0
gnome-mount 0.4
Resolved device file /dev/floppy-fd0 -> /dev/fd0
Mounted /dev/fd0 at "/media/floppy"

/media/cdrom/media/floppy などのように /media以下に適当なディレクトリが作成されマウントされます。

-t オプション はマウント先などを表示するためのオプションです。

GNOME 上であれば、/media/Vine Linux 4.1 for IA32 のようにメディアの名前が利用されます。また、コンソールであれば /media/cdrom になるなどマウント場所はかわります。

マウントを解除(アンマウント)するにはそれぞれ次のようにします。

$ gnome-umount -t -d /dev/cdrom
gnome-mount 0.4
Resolved device file /dev/cdrom -> /dev/hdc
Unmounted /dev/hdc.

$ gnome-umount -d /dev/floppy-fd0
Resolved device file /dev/floppy-fd0 -> /dev/fd0
Unmounted /dev/fd0.

gnome-mount を gnome-umount にします。

注意

CD-ROMやフロッピーディスクなどをマウントした場合は、取り出す前に必ずアンマウントしてください。 ファイルを書き変えたりした場合など、アンマウントせずに取り出すとファイルやメディアが壊れる可能性があります。 また、マウントを解除するまでは CD-ROMドライブ等のEJECTボタンを押してもCD-ROMを取り出すことはできません。

VinePlus にある pmount というパッケージを利用することもできます。 このパッケージは GNOME に依存していないので、GNOME をインストールしていない場合でも利用できます。

マウントする場合は次のようにします。

$ pmount /dev/cdrom
$ pmount /dev/fd0

gnome-mount と同様に、/media 以下で /media/cdrom , /media/fd0 などが自動的に作成されマウントされます。

UDF-fs: No VRS found

や (フロッピーをマウントする時に)

Unable to identify CD-ROM format.

といったメッセージが出るようですが、問題ないようです。

マウントを解除する場合には次のようにします。

$ pumount /dev/cdrom
$ pumount /dev/fd0

従来のように一般ユーザーで mount コマンドを利用したいのであれば、 floppy や cdrom について次のように /etc/fstab に記述してください。

/etc/fstab にデバイスを書いてしまうと GNOME での Auto Mount ができなくなるのでこの方法は推奨しません

/dev/fd0                /mnt/floppy             auto    noauto,owner,kudzu,iocharset=euc-jp 0 0
/dev/cdrom              /mnt/cdrom              iso9660 noauto,owner,kudzu,ro,iocharset=euc-jp 0 0

USB FDD の場合は /dev/fd0 ではなく /dev/sda などになっていることがあります。

/dev/sda                /mnt/floppy             auto    noauto,owner,kudzu,iocharset=euc-jp 0 0

また、この方法では、root権限で # mkdir -p /mnt/cdrom などのようにマウントポイントを作成しておく必要があります。

GNOME での Auto Mount を無効にするには GNOME のメニューから デスクトップ 設定 リムーバブル・デバイスとメディア を選択し、リムーバブル・ドライブとメディアの設定を起動します。(GNOME端末からは gnome-volume-properties というコマンドで起動できます。)

ストレージというタブのリムーバブル・ストレージのメディアが挿入されたらマウントする(I)というところのチェックをはずします。

図 11.1. GNOME の Auto Mount を無効に

GNOME の Auto Mount を無効に

現在マウントされているデバイス等を確認するには mount コマンドを使います。

$ mount
/dev/hda2 on / type ext3 (rw)
none on /proc type proc (rw)
none on /proc/bus/usb type usbfs (rw)
/dev/hda1 on /boot type ext3 (rw)
/dev/hda3 on /home type ext3 (rw)
none on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
none on /dev/shm type tmpfs (rw)
/dev/hdc on /mnt/cdrom type iso9660 (ro,nosuid,nodev,iocharset=euc-jp)
	  
fsckコマンド

ファイルシステムが壊れた場合は、fsckコマンドである程度修復することができます。マウントしているファイルシステムに対しては行わないで下さい。

# fsck /dev/hda7

mount コマンドでデバイスがマウントされているかどうか確認できます。ただし、mount コマンドの -n オプションをつけてマウントされたデバイスについては mount コマンドでは確認できません。/proc/mounts の内容も確認してください。

$ cat /proc/mounts